お疲れ様です。しがないWEB広告屋です。
WEB広告業界へ転職したい未経験の方や、運用者としてさらに提案力を磨きたい若手の方へ。 今回は、「WEB広告運用者こそ、自分自身のWordPressブログを持つべきである」というお話をします。
「え?WEB広告とブログ(SEO)って、集客の仕組みが違うから関係ないんじゃないの?」 そう思われる方も多いかもしれません。
確かに、広告運用とSEOは別物です。しかし、WEB広告運用者がブログを持つ最大の目的は、記事を書いてブロガーになることではなく、自分のサイトを「分析の砂場」にして、LP(ランディングページ)改善と各種ツールの実務スキルを身につけることにあります。(案外設置からできる運用者は少ないです。)
大手専業代理店で現役の営業をしている私が、「広告運用×サイト分析」ができる人材がいかに現場で重宝されるか、その理由と具体的なツールの活用法について本音で解説します。
🛑 管理画面の数値だけではクライアントの信頼は得られない
WEB広告の運用において、Google広告やMeta広告などの「管理画面」を見て、入札戦略を調整したりターゲティングを変えたり、管理画面数値からPDCAを回していくのは、運用者としての基本です。
しかし、管理画面の数値にばかり気を取られ、LPに誘導するまでの事ばかり考えてしまう運用者が多いです。クリックされた後、ユーザーがLPのどこを読み、どこで離脱し、なぜCV(申し込み)に至らなかったのか。ここをデータで追えず、「クリック率は良いんですが、サイトが悪いみたいでCVしませんね」と感覚で他責にしてしまうと、運用者としての成長は止まります。(ただ、大手であってもそういった運用者の方は本当に多いです。大手広告主さんだとサイトの改善がしづらいなどの背景もあるのかもしれませんが、サイトへの誘導までの事ばかり考えている人はほんとうに多いです。)
さらに実務のリアルな話をすると、近年は事業ベースに近いため、「広告管理画面の数値ではなく、GA4(Googleアナリティクス4)ベースでのセッションやCV成果で数値を合わせて報告してほしい」とクライアントから求められることが多々あります。(細かいですが、GA4であればラストクリックベースで媒体の重複CVなどもなくせる利点があります。)
この時、GA4の仕様や見方が分からず、「管理画面ではCVがついているんですけどね…」「GA4との乖離があってもそれは我々の運用ではどうしようもない」としか言えないと、そもそも効果計測が正しくできない、事業に近い改善はできない運用者になってしまいます。LPの課題をデータで指摘し、正しい計測のもとで改善策まで提案できる運用者こそが、今現場で求められていると感じます。
💡 完全未経験で「そもそも運用の基本が分からない」という方へ
ただ、もしあなたが「ブログやLP分析の前に、そもそもWEB広告の基本(管理画面の操作など)もこれから学びたい」という完全な未経験の段階であれば、いきなり高度な分析に手を出す前に、実践型のスクールで「運用の土台」を固めるのが一番の近道です。
未経験から最速で現場レベルの運用スキルを身につけたい方は、私が現役目線でフラットに厳選した以下のスクール解説記事を先に読んでみてください。

🛠️ 自分のブログを「分析の砂場」にしてLP改善に強くなる
基礎的な運用スキルがある(または並行して学ぶ)前提で、どうすればLPの分析スキルやGA4を実戦レベルで身につけられるのでしょうか。 会社のクライアントのサイトを使って、未経験者が好き勝手に分析ツールを入れたりテストしたりすることは、当然ですが絶対に許されません。
だからこそ、「自分だけのWordPressブログ」を作るのです。 自分のサイトであれば、いじり倒して壊しても誰にも怒られません。まさに最高の「分析の砂場」です。具体的には、自分のブログに以下のツールを導入し、実際のデータを見てみるだけで、実務の解像度が劇的に上がります。
- Googleタグマネージャー(GTM): サイトの裏側で動く「タグ」を管理するツール。自分のブログにGTMを設置し、「ボタンがクリックされたら計測する」などの設定を自力でやってみることで、実務でのタグトラブルに圧倒的に強くなります。
- Googleアナリティクス(GA4): ユーザーがどのページから流入し、どれくらい滞在したかを分析するツール。実務では必須ですが、自分のサイトにリアルなアクセスが来ることで、データの見方が「自分ごと」として深く理解できます。
- Microsoft Clarity(クラリティ): 無料で使える「ヒートマップツール」。ユーザーがページのどこまでスクロールし、どこをクリックしたかがサーモグラフィのように可視化されます。LP改善の提案において最強の武器です。
- Googleサーチコンソール: ユーザーが「どんな検索キーワード」で自分のサイトにたどり着いたかが分かるツール。一定数の指名KW数があるブランドだと指名KW推移などにも使えますし、そもそも今どういったインサイトのユーザーが来ているのかも分析できます。
ここで、「厳密に言えば、検索上位を狙うSEOのブログ記事と、WEB広告の遷移先にするLPとでは、ページの性質が全然違うのでは?」と思う方もいるはずです。
おっしゃる通り、記事とLPの性質は異なります。しかし、分析ツールを一通り使えるようになっておくことで、「ユーザーがどこで離脱したか」「どのボタンが押されていないか」という『見るべき指標や分析の思考回路』は全く同じになります。
いざWEB広告の実務でCPAが高騰して困った時でも、この思考回路がベースにあるだけで、「非常に分析力に富んだ運用者」として論理的な改善策を出せるようになります。本やネットでツールの使い方を読むのと、自分のサイトに導入して実際の数字を見るのとでは、天と地ほどの差があると考えています。(といいつつ、私もまだまだアクセス数が少ないのでこれから分析だな、、と日々尽力しています。)
💎 「広告運用×LP分析」の掛け合わせで市場価値を高める
WEB広告業界には、「広告の管理画面の操作には慣れているけれど、GTMの仕組みやGA4でのサイト分析は苦手で避けている」という人が意外なほど多くいます。(そもそも運用者の仕事ではないと割り切っている人も多いです。)
だからこそ、未経験や若手のうちから自分のブログで分析ツールを触り倒し、 「Clarityのヒートマップを見ると、この料金表の部分でユーザーが熟読して離脱しているので、ここの導線ボタンをもう少し目立たせましょう」 といった具体的なLP改善提案ができるようになれば、社内でもクライアントからも一目置かれる存在になります。(特に今時はヒートマップ入れておいて、AIに読み込ませる事でかなりの示唆が出てもきます。)
「広告運用」と「サイト分析(LP改善)」の両軸を語れる人材は大変貴重であり、この掛け算ができるだけで、転職市場での評価も大きく上がります。面接でも「自分のサイトにGTMとGA4を入れて、ヒートマップで離脱箇所を分析しています」と語れれば、実務に近い思考力を持っていることの強力なアピールになります。
そして何より、ブログを本気で運営することでLP改善能力がつくのはもちろん、うまく集客できるようになれば「アフィリエイトなどの副業収入」が発生してラッキーという素晴らしいおまけもついてきます。 スキルアップのための砂場が、そのまま自分に収入をもたらす資産になる。自己投資としてこれほど効率の良いものはありません。
もちろん理想は自分で広告運用しながらができればですが、結構お金もかかりますしね。。
🚀 分析スキルを最速で鍛えるWordPressテーマの選び方
「よし、分析の練習のためにブログを作ろう!」と思った方へ。 ここで現役から一つだけ、運用者としてのリアルなアドバイスと注意点をお伝えします。
まず注意点として、ブログを立ち上げてすぐにGA4やヒートマップを使った高度な分析が始まるわけではありません。 立ち上げたばかりのサイトは当然アクセスが「ゼロ」なので、分析するデータ自体が存在しないからです。これは意外な盲点になりがちです。
そのため、最初は本やネットで学んだマーケティング知識を「すぐアウトプットする場」として、コツコツと記事を書いてまずはアクセスを集める必要があります。
しかし、この「自分でゼロからサイトを構築し、記事を書いてアクセスを集めた」という『0→1』の泥臭い経験と根性自体が、未経験の面接などでは強烈なアピールポイントになります。そして記事を書き、ある程度アクセスが集まってきた段階で、いよいよGA4やClarityを使った最高に楽しい分析フェーズへと突入できるのです。
だからこそ、「サイトの立ち上げやデザイン(HTML/CSS等)で最初の時間を浪費しないこと」が重要になります。
もちろん、WEB広告運用者にとってHTMLやCSSの知識があり、遷移先であるLPのコードやデザインを自分で直接修正できるのは強力な武器になります。分かるに越したことはありません。しかし、今のあなたの最優先の目的は「サイトのデータを分析し、マーケティングスキルを上げること」です。
そのため、サーバーを契約したら、必ず「最初からSEOに強く、デザインが完成されている有料テーマ」を導入して、すぐに記事の執筆(アクセス集め)と分析ツールの設定ができる状態にショートカットしてください。
私がこのブログでも使用しており、圧倒的におすすめなのがWordPressテーマの「SWELL(スウェル)」です。

- 専門知識(コード)が一切不要で、直感的にプロ並みの美しいサイトが作れる。
- GTMやGA4などの分析タグの設置が、管理画面からコピペだけで一瞬で終わる。
- サイトの表示速度が圧倒的に早く、執筆と分析に集中できる。
このサイトもSWELLで作られています。初心者おすすめなのでまずはここから
※上記リンクになっています。
ブログのデザイン設定に何日も悩んで手が止まってしまうのは本末転倒です。優秀なテーマを使ってサクッと「自分だけの砂場」を構築し、まずは学んだことをアウトプットする。そしてデータが貯まればGA4やヒートマップと睨めっこする。そんな有意義なサイクルを回していきましょう。
📈 まとめ:実践に勝るデータ分析の勉強法は存在しない
WEB広告運用者としてさらに実力をつけたいなら、本を読んで勉強するよりも、今すぐ自分だけの「WordPressブログ」を作ってみてください。
- GTMでタグの仕組みを理解する。
- GA4とサーチコンソールでアクセスを分析する。
- Clarity(ヒートマップ)でユーザーの行動を可視化する。
これらを自分のサイトで実践するだけで、「ただ広告を回すだけの人」から「LPの課題を解決してクライアントの売上に貢献できるプロ」へと劇的に成長できます。おまけに副業収入まで狙えるのですから、挑戦しない手はありません。
面接の場やクライアントとの商談で、自信を持ってデータに基づく提案ができるようになるために。まずは小さな「自分のサイト」を持つところから、説得力のあるマーケターへの第一歩を踏み出しましょう!

